事業承継は相続とセットで考える 現代の事業承継では、従業員やM&Aを使った形も増えてきていますが、今でもご子息などの身内への承継が主流となっています。そのため、事業承継を考える際には、まずは個人の相続とセットで考える必要があります。 事業承継には自己株式の評価が必須 個人の相続とセットで事業承継を考える際に、絶対に避けては通れないのが「自己株式」の評価です。この自己株式はオーナー経営者の方が個人財産として保有されていることが多く、この自己株式にも個人の相続税が課税されます。そのため、事業承継と個人の相続をどちらも成功させるカギは、この自己株式の評価額を引き下げ、相続税の金額を押さえるかに …
相続税はどんな税金?
相続税とは? よく耳にする相続税ですが、相続税が一体どのような税金なのかご存知でしょうか? 「相続税は被相続人の財産を取得した者(相続人に限らない)が、その取得した財産の多寡に応じて支払う税金」です。 相続税は基本的に財産の額によって決まる 上でも述べた通り、基本的に相続税は取得した財産の金額によって決まります。そのため、多くの財産を相続(取得)した人は多くの税金を支払わなければなりませんが、少ない財産を相続(取得)した人は少額の税金で済む、あるいは税金が発生しないこともあります。 申告を担当する税理士によって相続税の金額が違うことも! 相続税は、申告を担当する税理士の手腕によって納税額が異な …
相続税の正しい申告方法
相続税の申告書とは? 相続税の申告書は第1表から第15表まであり、多くの記入事項があります。 更にその記入のためには、相続財産の評価などが必要になるため、相続人ご本人が作成する場合はミスをする可能性が高く、税理士が相続人ご本人に代わって申告書を作成することが多いです。 相続税の申告書の提出先 相続税の申告書は、「被相続人(亡くなった方)」の死亡の時における住所地を所轄する税務署長に提出します。「相続人(遺産を相続する方)」の住所地を所轄する税務署長ではないので、特に遠方にお住まいの場合は注意が必要です。 相続税申告サポート 相続税の申告でお悩みの方に向けて、藤井慎也会計事務所では相続税対策サポ …