相続手続がより簡単になる「法定相続情報証明制度」 これまでの相続手続では、死亡した方の戸籍謄本の束を、相続手続を取扱う各種窓口(銀行・証券会社・法務局等)に提出をする必要があり、お金も手間もかかっていました。 このような状況で平成29年5月29日に始まったのが「法定相続情報証明制度」です。 相続に関する多くの手続が一覧図のみで可能 登記所に戸籍除籍謄本等の束と併せて相続関係を一覧に表した図(法定相続情報一覧図)を提出すれば、登記官がその一覧図に認証文を付した写しを無料で交付してくれます。 その後の相続手続の多く(銀行手続・証券会社手続・当期手続等)をこの一覧図の写しで行うことができるた …
相続税申告の基礎知識
相続税はどんな税金?
相続税とは? よく耳にする相続税ですが、相続税が一体どのような税金なのかご存知でしょうか? 「相続税は被相続人の財産を取得した者(相続人に限らない)が、その取得した財産の多寡に応じて支払う税金」です。 相続税は基本的に財産の額によって決まる 上でも述べた通り、基本的に相続税は取得した財産の金額によって決まります。そのため、多くの財産を相続(取得)した人は多くの税金を支払わなければなりませんが、少ない財産を相続(取得)した人は少額の税金で済む、あるいは税金が発生しないこともあります。 申告を担当する税理士によって相続税の金額が違うことも! 相続税は、申告を担当する税理士の手腕によっ …
相続税の正しい申告方法
相続税の申告書とは? 相続税の申告書は第1表から第15表まであり、多くの記入事項があります。 更にその記入のためには、相続財産の評価などが必要になるため、相続人ご本人が作成する場合はミスをする可能性が高く、税理士が相続人ご本人に代わって申告書を作成することが多いです。 相続税の申告書の提出先 相続税の申告書は、「被相続人(亡くなった方)」の死亡の時における住所地を所轄する税務署長に提出します。「相続人(遺産を相続する方)」の住所地を所轄する税務署長ではないので、特に遠方にお住まいの場合は注意が必要です。 相続税申告サポート 相続税の申告でお悩みの方に向けて、藤 …